税金・補助金・制度
9 項目
税金・補助金・制度とは|このカテゴリで分かること
住宅ローン控除の条件や確定申告のやり方を調べている人に向けて、このカテゴリでは、家を持つときに関わる税金・減税・補助金・認定制度を整理しています。対象は、これから家を建てる・買う方と、入居後に初めて手続きをする方です。住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の仕組みと手続き、贈与税の非課税、購入時と保有時の税金、ZEHや長期優良住宅などの制度、国や自治体の補助金までを扱います。個別の税額は条件で変わるため、迷う場合は税務署への確認を前提にしています。
はじめにおすすめの3本
迷ったら、まずこの3本から読んでください。残りの記事は、このページ下の項目一覧から、気になるテーマで選べます。
- 住宅借入金等特別控除とは|住宅ローン控除・住宅取得控除・住宅減税の呼び方
「住宅ローン控除」「住宅借入金等特別控除」など呼び方の違いを最初に整理します。 - 住宅ローン控除(減税)の仕組み|控除率・借入限度額・控除期間・手続き
控除率・控除期間・限度額という制度の骨格をつかみます。 - 住宅ローン控除の条件|床面積・所得・居住・借入の要件を整理
床面積・所得・居住などの要件を、自分の計画に当てはめて確認します。
押さえておきたいポイント
国税庁 No.1211-1(令和8年4月1日現在)で確認した、2026年(令和8年)・2027年(令和9年)に居住を始める新築住宅の住宅ローン控除です。控除率は0.7%、控除期間は13年です。
| 住宅の区分 | 年間の控除限度額(特例対象個人以外) | 年間の控除限度額(特例対象個人) |
|---|---|---|
| 認定長期優良住宅・認定低炭素住宅 | 31.5万円 | 35万円 |
| ZEH水準省エネ住宅 | 24.5万円 | 31.5万円 |
| 省エネ基準適合住宅 | 14万円 | 21万円 |
- 特例対象個人は、年齢40歳未満で配偶者がいる人、40歳以上で40歳未満の配偶者がいる人、または19歳未満の扶養親族がいる人です(居住年の12月31日で判定)。
- 主な要件は、合計所得金額2,000万円以下、床面積50㎡以上(40㎡以上50㎡未満は所得1,000万円以下)、10年以上の分割返済、新築等から6か月以内の居住などです。
- 省エネ基準に適合しない「その他の住宅」は、2024年以降の居住では原則として控除の対象外です(経過措置あり)。
- 親や祖父母からの住宅取得等資金の贈与は、2024年1月1日〜2026年12月31日の贈与について、省エネ等住宅で1,000万円、それ以外で500万円まで非課税です。翌年2月1日〜3月15日に贈与税の申告が必要です(国税庁 No.4508)。
- 国の補助金「みらいエコ住宅2026事業」では、注文住宅の新築でGX志向型住宅110万円(1〜4地域は125万円)、長期優良住宅75万円(同80万円)、ZEH水準住宅35万円(同40万円)が補助額です。長期優良・ZEH水準は子育て世帯・若者夫婦世帯が対象です。申請は登録事業者が行い、施主は直接申請できません。注文住宅の交付申請期限は、GX志向型・長期優良住宅が2026年12月31日、ZEH水準住宅は2026年9月30日で、ZEH水準の注文住宅は受付を終えています(予算に達すると期限前に終了)。
税制と補助金は毎年のように見直されます。上記は2026年10月時点で確認した内容で、最新は公式で確認してください。
よくある疑問
Q. 住宅ローン控除の条件で、見落としやすいものは何ですか?
A. 住宅の省エネ性能の区分です。2024年以降は区分によって控除額が大きく変わり、対象外になる場合もあります。住宅ローン控除の条件|床面積・所得・居住・借入の要件を整理 と 住宅ローン控除の控除額の計算|年末残高×0.7%と住宅の区分ごとの上限 で確認してください。
Q. 住宅ローン控除の確定申告は、毎年必要ですか?
A. 会社員の場合、初年度は確定申告が必要で、2年目以降は年末調整で手続きできるのが一般的です。手順は 住宅ローン控除の確定申告のやり方|初年度の手順・必要書類・2年目以降の年末調整 と 住宅ローン控除の2年目以降の手続|年末調整と必要書類 にまとめています。
Q. ZEHの補助金は、自分で申請するのですか?
A. 上記の国の事業では、登録事業者(住宅会社など)が申請します。契約前に利用予定の制度を確認しておきます。ZEH(ゼッチ)とは|定義・4つの区分・メリットと費用・補助金の考え方 と 国の住宅補助金(住宅省エネ2026キャンペーン)|みらいエコ住宅2026事業の対象・申請期限・流れ を参照してください。
Q. 住宅ローン控除の期間は何年ですか?
A. 2026年に入居する新築住宅は13年です。中古住宅は条件が異なるため、中古住宅の住宅ローン控除|建築年・耐震基準の要件と控除期間 を確認してください。
編集部の見解
住宅の税金と補助金は、「家の性能を決める段階」で結果がほぼ決まると考えます。控除額も補助金の対象も、住宅の省エネ性能の区分と契約・着工・入居の時期で決まるためです。そのため、入居後に調べ始めるのではなく、会社選びや仕様の打ち合わせの時点で「どの区分の住宅になり、どの制度を使う予定か」を書面で確認しておくのがよいと考えます。制度の名前や数値は毎年変わるので、手続きの直前に公式の最新情報で裏付けを取ることをおすすめします。
出典(一次情報)
税金・補助金・制度の項目一覧
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